マインドフルネス瞑想を7ヶ月半やってみた!
僕が父に紹介され、マインドフル瞑想を始めたのは7ヶ月半前のことです。
それから毎日、朝夕2回欠かさずにやっています。
そんなマインドフルネスについて、今回は記事にしたいと思います。
マインドフルネスとは
マインドフルネスは、今という瞬間に全ての意識を向け、その時生じた感覚や思考、感情などを観察している心の状態のことを指します。
つまり、心が「今に留まっている」状態です。
逆に、妄想をしたり、過去・未来などに心が向いてしまって、それに気づいていない状態を”マインドレスネス”と言います。
これは、思考や感情に巻き込まれて、今に心が向いていない状態です。
(例)テレビを見ながら食事をしていて、食べることに意識が向いていない。
「あ、今過去のことを考えていたな」などと客観的に自分を観察している状態はマインドフルであると言えます。
マインドフルに生きる
ここでは、自分をマインドフルな状態にすることが目的である、マインドフルネス瞑想を紹介します。
基本的なマインドフル瞑想は、呼吸瞑想です。
方法は、姿勢を正して座り、「呼吸」に意識を向けるだけ。
しかし、呼吸に意識を向けるといっても、必ず思考や感情などが湧いてきます。それらに気づいたら、そっと手放して、再び注意を呼吸に戻します。
ポイントは、過去や未来ではなく、今に意識を向けること。さらに、思考や感情、今に意識が向けられているかなどをジャッジしないことです。
例えば、
「また考えが浮かんできた。全然意識が今に向いていないからダメだ…」
「こんな考えが浮かんできた自分は最低だ」
などのように、はじめの頃はジャッジしてしまいそうになります。
ここでそのままジャッジせず、「こんな考えがあるんだな〜へぇ〜」とありのまま受け止めます。
マインドフルネス瞑想は呼吸瞑想の他にも、歩く瞑想や食べる瞑想、聞く瞑想など、たくさんの種類があります。
僕は最近、体の感覚に意識を向けて、その感覚を敏感に感じる「ボディスキャン」という瞑想にハマっています。
瞑想の効果
自分の感覚・思考・感情などに意識を向け、客観的に観察することで、どのような効果があるのでしょうか。
1、集中力が高まる
呼吸瞑想では呼吸など、一点に集中するため、集中する力が身につく。
2、洞察力が高まる
先入観なく、物事をありのまま観察できる。
3、直観力が高まる
リラックスしている状態のため、いろいろなアイデアがひらめく。
4、幸福感が高まる
心地よい感覚に包まれ、プラスの感情にも気づける。
5、ストレスが解消される
心が安らぎ、不安や恐怖が軽減される。
6、自分らしく生きられる
自分を客観視するため、本当の自分に気づける。
など
実践してみれば自分自身で実感できると思います。他にも様々な効果があるので、ぜひ試してみてください。
やってみた結果
僕が瞑想を実践して感じた最大の効果は、感情的になることが減ったことです。瞑想を始める前は何も考えずに怒鳴っていたのも、徐々に減っていき、最近ではほぼ完全になくなりました。
他にも、不安な状態の時に自分を観察することで、そこから生じる動悸や吐き気などの身体症状がかなりマシになりました。
さらに、思考やアイデアが浮かぶことが多くなりました。(多くなったのか、気がつけるようになったのかはわかりません)
まとめ
マインドフルネス瞑想をすると、頭も体もスッキリし、心地よい感覚に包まれます。
さらに、マインドフルに生きると幸福感や集中力などが高まり、ストレスが軽減されます。
マインドフルネスは宗教的な要素がないため、とても取っ掛かりやすいと僕は思います。
ぜひ、マインドフルに生きて、人生を素晴らしいものにしましょう。