月の光

HSPの僕がつづる生活日記

高認試験の雰囲気や実際に受けた感触

今回は、高認試験(高等学校卒業程度認定試験について、実際の雰囲気も含めて紹介したいと思います。

受験される方の中には、思い出すたびに緊張するという方もいるのではないでしょうか。

 

実は僕も、令和元年第1回(前回)の高認試験に挑戦し、見事合格しました!幸いなことに、僕は1回で8教科全てに合格できましたが、何度も受けているという方もかなりいるそうです。f:id:bird_life_lgm:20190905112728j:plain

 

高認試験とは

高卒認定というのは、高校を卒業した証ではありません。高校中退、もしくは中卒の人がこの資格を持っているだけでは、最終学歴は「中卒」のままです。しかし、就職時には企業によって対応が異なるそうです。

 

また、高認試験に合格すると国家資格の一部を受けられるようになり、大学や専門学校を受験し進学することができます。つまり、高校に行けなかった人でも胸を張って社会に出られるようになるということです。

 

さらに、高校に行っているという方でも受けられる試験ですが、高認試験に合格したから高校を卒業!とはいかないみたいです。

 

合格ラインは40点前後と低めですが、個人的な感想として、問題自体は簡単ではありません。簡単な問題もありますが、過去問をといて問題形式や範囲を把握しておくことがとても重要です。

 

試験会場では

試験会場は各都道府県にあり、他県に足を運ぶ必要はありません。僕は、試験会場に車で1時間以内で行ける会場だったので、母に送迎してもらいました。

 

僕が受けた受験会場はとても広いところで、受験者みんなで一斉に受ける感じでした。他の都道府県の会場も同じような感じなのかな?

 

筆記用具(H、F、HBのいずれかの黒鉛数本・消しゴム)・受験票は必ず持っていきましょう。他にもお昼をはさむ人はお昼ご飯、電車の人はICカードなど。あと、問題用紙は持ち帰り可能なので、小さくないリュックサックなどで行くと良いと思います。僕はA4紙が十分入るくらいの黒色のリュックサックで行きました。

 

試験が始まる10分前からは、試験の説明が始まりますので、それまでに試験会場に入るようにしましょう。「こんな問題が出るかな」など考えていたら、10分なんて一瞬で過ぎ去ります。

 

試験が始まると、マークシートにマークした選択肢と同じものを、問題用紙にもマークします。帰ると、その日中に解答速報が出るので自己採点をします。2日目に備えて勉強する!という方は2日目に一気に自己採点してしまっても良いと思います。僕は気になって当日にやっちゃいました。ただし、解答速報では答えの番号だけで、解説などは出ません。

 

初めの教科の試験が終わって、次の教科に移るときは、前の教科の手応えで落ち込まないようにしましょう。次の教科に影響が出ては大変です。反省は、全教科終えてからにしましょう。実際に僕も「国語が落ちたかもしれない…」と思っていましたが、受かっていました。そういうことも容易に起こるんです。

 

友達と来ている人もいましたが、ほとんどの人は1人のように見えました。なので、1人の方も安心して行ってください。

若い人たちがほとんどかなと思っていましたが、意外と大人の方もいたように感じます。

 

試験中は静かで、誰の話し声も聞こえませんでした。試験終了の数分前には試験監督さんがお知らせをしてくれます。早くに問題を解き終えた人は、机に突っ伏したり、寝たりしていました。

様々な人がいるので、比較的自由だなと感じました。

 

結果通知

結果の通知は、試験から約1ヶ月後に届きます。ポストではなく印鑑が必要ですので注意してください。

僕は8月の試験を受けたため、ついこの間結果が届きました。

 

まとめ

高卒認定は人生の選択肢が多いに広がる資格です。中卒の方や高校中退の方は、力試し

程度にチャレンジしてみてはいかがですか。

受けられる方、筆記用具と受験票は必須の持ち物です。それと問題用紙にマークするのをお忘れなく。

とても緊張しますが、会場に入ってみれば大量の仲間がいます。