日記を書くコツと効果
僕は、とても飽き性で、大体のことはすぐに熱が冷めてしまう性格なのですが、(このブログとは別に)日記を書くことは、僕的にかなり続いていると言えます。
では、実際に僕がどんな風に日記を書いて、どのような効果を感じているかを紹介したいと思います。
書き方
書き方はとてもシンプルで、「起こった出来事」を書き、そこに「その時感じたこと」を書き加えるだけです。「起こった出来事」はなるべく具体的に書きます。
僕が特に重要だと思うのは、「そのとき感じたこと」です。これは、出来事によって生じた感情(喜怒哀楽など)や気持ち、その時にパッと思ったことをメモのように書き記すということです。
では、実際に僕が書いた日記の一部を例として紹介します。
(例)昨日、僕が作ったストラップを家族にあげた。そして今日、そのストラップをつけてくれていることに気づき、とても嬉しかった。また作ってみたい。
(例)昨日なかなか寝られなかったせいか、今日は11時30分に目が覚めた。もう昼じゃないか。残念…。明日はもっと早く起きるぞ。
ここまで、感情を書き出すと言っていましたが、「怒り」は特別です。なぜかというと、実は怒りというのは二次感情と言われていて、その原因には「寂しい」「悲しい」「心配」などという感情が存在するからです。
ですから、怒りという感情が生じたときは次のように書きましょう。
(例)学校に行っていない僕に、母が「〇〇くんは頑張って学校に行っているよ」と言ったとき、イラっとした。おそらく僕の中には、「悲しい」「悔しい」という感情があったのだろう。
上司や友達などが怒っている時も、「きっとあの人はとても心配しているんだろうな」などと考えるのがいいと思います。
日記の効果
僕がこれまでに感じた日記の効果を5つ載せたいと思います。
1、感情によく気づけるようになる
実は、無意識のうちに湧き出て、通り過ぎていく感情はたくさんあります。日記は、それらの感情を意識化できるツールであると思います。
2、アイデア(思考)に気づけるようになる
思ったことをまとめるため、自分の考えを整理することができます。そこから新しいアイデアが浮かぶこともあります。
3、気持ちが楽になる
僕が一番感じている効果はこれです。感情や思いを整理してアウトプットすることで、気持ちがグッと楽になります。
4、文章力がつく
文章を簡潔にわかりやすくまとめる力がつきます。
5、振り返りができる
過去の日記を見返すことで、前の自分と今の自分を比較できます。自分の成長が目に見えてわかり、そこから得られることもたくさんあります。
どうでしょうか。結構当たり前のような効果に見えますが、これがかなり役立ちます。時には、日記を書くことで高ぶっていた感情が安定することも。
ですから、高血圧の方にはとても効果的で、その治療にも使われるそうです。
まとめ
ここまで日記の魅力をお伝えしてきましたが、大切なことをもう一つ。日記は毎日書くものだと思い込んでいる人は多いと思います。僕もその1人でした。
ですが、逆にそのような思い込みのせいで続かないことがありますので、「日記は書きたい時に書く」程度の気持ちでいた方がいいと思います。
毎日書くことを自分に脅迫しなくても、日記の効果を実感できるようになると、自然と続くようになります。僕も今では日記を書かずにはいられません。