月の光

HSPの僕がつづる生活日記

リトグリ展に行ってきた!

9月12日、母とディカペラの大阪公演を楽しんだ後、天王寺にあるあべのハルカス近鉄本店で16日まで開催されている、リトグリ展に行ってきました。

 

実は僕、中学校の時からリトグリのファンで、刺激を避ける時にするイヤホンで聞いているのも、全てリトグリの曲です。

 

ディカペラの記事も良かったら見て行って下さい。

 

bird-life-lgm.hatenablog.com

 

リトグリ

リトグリ展の正式名称は、「LITTLE GLEE MONSTER 5TH CELEBRATION EXHIBITION」です。リトルグリーモンスター5thセレブレーション展とも書いていました。

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この催しは、2019年9月5日から16日までで、入場料1500円でした。リトグリ好きには欠かせないイベントですね。

行けなかった方のために、全国的に開催してくれることを願います。

 

展示

内容はとても豪華で、「FLAVA(アルバム)」や「君に届くまで(シングル)」のミュージックビデオやジャケットに使用されたセットがフォトスポットとして飾っていました。

さらに、紅白の時や武道館ライブの時に実際に使用した衣裳も展示してあります!

 

フォトスポット…?そうなんです。写真OKなんです!今回はたくさん撮った写真から、一部だけ載せたいと思います。

 

君に届くまで

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衣裳の1つ(manaka

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シアター

展示を見終えると、次はパワフルライブシアターが待っていました。ここでは、「世界はあなたに笑いかけている」「ECHO」の二曲のライブ映像が、なんと8K魚眼レンズ&カメラで撮影したライブ映像を大画面で見られます。

 

そしてここも静止画なら撮影OK(フラッシュ禁止)。ですが、僕はこの目と耳でしっかり味わおうと、撮影はしませんでした。(見入ってしまって撮影どころではありませんでした。)

 

特に、二曲目の「ECHO」は大迫力で、超感動でした。

 

LGMカフェとグッズコーナー

シアターから出るとグッズ売り場があり、これまでのツアー(全てではない)のグッズや、今回のリトグリ展専用のグッズなどが売っていました。

僕はマグネットステッカーを購入しました。

 

グッズコーナーの隣には、LGMカフェがあり、カップスイーツを食べました。

壁には、リトグリ展を訪れた人たちが書いた付箋を貼るコーナーがあり、たくさんの付箋で溢れかえっていました。

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このカップスイーツ、本当に美味しかったです!

 

まとめ

僕が行ったのは平日だったのもあり、人は多くなかったですが、高校生や大人の方まで年齢層はバラバラでした。

 

展示もシアターもカフェも、最高すぎて1日の疲れがどこかに行ったかのような時間でした。

 

ガオラーの方なら絶対に興奮するリトグリ展ですが、個人的にはまた全国的に開催してほしいと思います。

ディカペラを見に行ってきた!

9月12日に母とディカペラの大阪公演に行ってきました。

 

なんだかこういうお出かけの記事も書きたかったので、今日やっと書けて嬉しいです。

 

ディカペラって?

ディカペラとは、ディズニーで初の公式アカペラグループで、そのメンバーはなんとオーディションを勝ち抜いて選ばれた歌の先鋭7人!

 

アカペラなので、バックの音楽はなく、100%声だけで音楽を作り上げます

 

大阪公演

今回母と行った大阪公演は、初の日本ツアーの最後の公演だったみたいです。

会場はHNK大阪ホールで、とても良い席で見られました。

さらに、平日のお昼にもかかわらず、満席のように見えました。

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感想

 僕は、吹奏楽を通してハーモニーをほんの少しだけ知った程度だけど、ディカペラの人たちのハーモニーは凄すぎて同じ人間を見ていると思えませんでした。

難しそうなハモリもピタッと合わせていて、鳥肌が止まりませんでした。

 

アカペラなのに、バック演奏があるかのように厚い音楽で、いつの間にか吸い込まれるように見入っていました。

 

マイクなしでの生の歌声も一曲聴けて、とても感動しました。

 

終わるのはとても寂しかったけど、楽しい時間は一瞬で過ぎ去るものですね。

ですが、会場を出ると、なんだかスッキリした気分でした。

 

HSPの今日(番外編)

HSPについては過去の記事をご覧ください。

 

bird-life-lgm.hatenablog.com

 今回のお出かけは大阪ということで、前日から「無事到着・帰宅できるかな」「安心して聞き終えられるかな」などとたくさんの不安が頭を埋め尽くしていました。

 

そして当日、電車に乗るということや、新しいところでいつもと違うことをするということに対して体が緊張していました。

 

僕は、周囲からの刺激への対策に、イヤホンやブルーライトカット(暖色付き)のメガネを装備しています。

 

今回は、大阪駅からホールに着くまでイヤホンを外してみました。ホールに着いた時には、精神的(?)にヘトヘトでした。

 

コンサートが始まると、時々体が緊張していることに気づき、力を抜くという繰り返しでした。でも、とても楽しんでいたためか、体の緊張具合も全然マシに感じました。

 

まとめ

今回は初のお出かけの記事になりました。

 

ディカペラは、すごいオーディションを勝ち抜いたメンバーだけあって、さすがに感動しまくりでした。

 

実はディカペラの後時間があったので、あべのハルカス近鉄本店で開催されていたリトグリにも行ってきました。その記事も良かったら見てください!

 

bird-life-lgm.hatenablog.com

 

普通の人

みなさんは”普通の人”と聞いて、どんな人を思い浮かべますか。逆に、”普通じゃない人”とはどんな人でしょう。

 

僕は中学生の時から、”普通”とは何かを考えるようになりました。今回は、仲のいい僕の叔母と話していて「なるほどな」と思ったことを記事にしたいと思います。

 

普通

最近は、「普通は存在しない」と”普通”自体を否定する人が増えてきているように感じます。確かに、全く同じ特徴の人は存在しないと思います。

 

”普通”をインターネットの辞書で引いてみると、「ごくありふれたものであること」「特に変わっていないこと」「それが当たり前であること」と載っていました。

僕の解釈では、「多数がそうであり、それに当てはまっているために特に変わっていないもの」となりました。つまり、”普通”とは、「多数派」とも言えます。

 

ここまで僕の考えをお伝えしてきて、お気づきの方も多いかと思いますが、僕は”普通”は存在すると思っています。

 

ですが、もちろん多数派の中にもそれぞれの特徴や個性があります。

少し抽象的な例えですが、現在では「学校に行っている人」が多数派(普通)と言えますが、その人たちだけを見ても、それぞれが様々な個性を持っていますよね。

 

ここで注意ですが、自分だけの常識を多数派(普通)だと思い込んでいるという事態はよくあります。

「普通は〜」などという言葉を使った際には、改めて「これは本当に普通なのか?」「自分の勝手な思い込みじゃないか?」と自分に問いかけてみるのがいいと思います。実際、僕も「普通は〜」と使った時にはハッとすることがあります。

 

問題点

この記事のように”普通”を肯定的に捉えること自体に問題はないと思います。ですが、現代の人の思い込みに問題があります

 

この、1つにして最大の問題点とは、「普通じゃない人がおかしい、悪い」「普通が正しい」と思うこと。つまり、このように”普通の人”、”普通じゃない人”を「良い・悪い」「正しい・間違い」などと価値判断することです。

 

価値判断をしなければ、”普通の人”は多数派、”普通じゃない人”は少数派。それで話は終わりです。だからどうということはありません。

 

もし、この価値判断から差別やいじめが生まれるなら、絶対にこの価値判断はやめるべきです。

まとめ

普通でも普通じゃなくても、それをそれぞれがありのまま受け入れる必要があります。

大前提は、いろんな特徴の人がいて、十人十色だということです。

 

普通の人も普通じゃない人もそれぞれ良いところが詰まっています。僕は、それぞれがその良いところを認め合える社会にしていきたいと思います。

 

 

 

 

日記を書くコツと効果

僕は、とても飽き性で、大体のことはすぐに熱が冷めてしまう性格なのですが、(このブログとは別に)日記を書くことは、僕的にかなり続いていると言えます。

 

では、実際に僕がどんな風に日記を書いて、どのような効果を感じているかを紹介したいと思います。

 

書き方

書き方はとてもシンプルで、「起こった出来事」を書き、そこに「その時感じたこと」を書き加えるだけです。「起こった出来事」はなるべく具体的に書きます

 

僕が特に重要だと思うのは、「そのとき感じたこと」です。これは、出来事によって生じた感情(喜怒哀楽など)や気持ち、その時にパッと思ったことをメモのように書き記すということです。

 

では、実際に僕が書いた日記の一部を例として紹介します。

 

(例)昨日、僕が作ったストラップを家族にあげた。そして今日、そのストラップをつけてくれていることに気づき、とても嬉しかった。また作ってみたい。

 

(例)昨日なかなか寝られなかったせいか、今日は11時30分に目が覚めた。もう昼じゃないか。残念…。明日はもっと早く起きるぞ。

 

ここまで、感情を書き出すと言っていましたが、「怒り」は特別です。なぜかというと、実は怒りというのは二次感情と言われていて、その原因には「寂しい」「悲しい」「心配」などという感情が存在するからです。

ですから、怒りという感情が生じたときは次のように書きましょう。

 

(例)学校に行っていない僕に、母が「〇〇くんは頑張って学校に行っているよ」と言ったとき、イラっとした。おそらく僕の中には、「悲しい」「悔しい」という感情があったのだろう。

 

上司や友達などが怒っている時も、「きっとあの人はとても心配しているんだろうな」などと考えるのがいいと思います。

 

日記の効果

僕がこれまでに感じた日記の効果を5つ載せたいと思います。

 

1、感情によく気づけるようになる

実は、無意識のうちに湧き出て、通り過ぎていく感情はたくさんあります。日記は、それらの感情を意識化できるツールであると思います。

2、イデア(思考)に気づけるようになる

思ったことをまとめるため、自分の考えを整理することができます。そこから新しいアイデアが浮かぶこともあります。

3、気持ちが楽になる

僕が一番感じている効果はこれです。感情や思いを整理してアウトプットすることで、気持ちがグッと楽になります。

4、文章力がつく

 文章を簡潔にわかりやすくまとめる力がつきます。

5、振り返りができる

過去の日記を見返すことで、前の自分と今の自分を比較できます。自分の成長が目に見えてわかり、そこから得られることもたくさんあります。

 

どうでしょうか。結構当たり前のような効果に見えますが、これがかなり役立ちます。時には、日記を書くことで高ぶっていた感情が安定することも。

ですから、高血圧の方にはとても効果的で、その治療にも使われるそうです。

 

まとめ

ここまで日記の魅力をお伝えしてきましたが、大切なことをもう一つ。日記は毎日書くものだと思い込んでいる人は多いと思います。僕もその1人でした。

ですが、逆にそのような思い込みのせいで続かないことがありますので、「日記は書きたい時に書く」程度の気持ちでいた方がいいと思います。

 

毎日書くことを自分に脅迫しなくても、日記の効果を実感できるようになると、自然と続くようになります。僕も今では日記を書かずにはいられません。

学校に行けない子の気持ち

自己紹介の記事でもいいましたが、僕は中学校1年生から朝起きられなくなり、学校は休んだり、昼過ぎから行ったりしていました。高校からは本格的にいけなくなり、約半年の休学を経て退学。

 

今は家族の理解も深まり、気持ちはすごく楽になりましたが、当時の僕の気持ちを、今回は記事にしようと思います。

 

不登校の現状

近年は少子化が進む一方で、学校に行けない"不登校"が増加しています。

文部科学省の統計データによると、小・中・高の不登校数は約19万4千人となっており、いじめや自殺の数とともに増加しているそうです。

 

さらに、小学生の不登校の要因で最も多いのは、家庭の問題なのに対し、中学生・高校生の不登校の要因で多かったのが、学校での問題でした。

 

不登校の子どももつらい

不登校の保護者の方の中には、自分の子どもが学校に行けなくなった事実を受け入れられず、信じたくないという方もいると思います。当時、僕の母もそういう時期が長かったことを覚えています。

保護者の方はとてもつらいと思いますが、つらいのは学校に行けない子どもも同様です。お互いに精神的に追い詰められているために、状況がなかなかいい方向に進まないということもあります。

 

子どもの思い

では、子どもはどのように感じているのか、僕の経験を踏まえて一部紹介したいと思います。

・学校に行かないことを否定されたり指摘されるのがつらい。

・親に、泣いて「学校に行ってほしい」と言われると、とても悲しくなる。

・「学校に行くのは当たり前」という周囲の態度や言葉に追い詰められる。

・将来がとても不安で、生きていけるのかわからない。

・自分のことを肯定してくれる居場所がほしい。

・学校に行っている周りの子と比べられるとイラっとする。

など

 

接し方

学校に行かず、家でダラダラしている子どもを見ると、嫌味のような言葉を発したくなる人もいると思います。ですが、そのような言葉によって状況が悪化することがよくあります。

 

まず、親に「学校に行ってほしい」「どうして行かないの」などと言われた子どもは、「自分は当たり前のことができないダメな人間なんだ」と思い込んでしまいます。そうなることで、学校に行くこと以外にも自信を持つことができなくなるという最悪の事態に発展する可能性もあります。

実際に僕も、「どうして当たり前のことができないんだろう」と自分を責めていた時期ありました。この時期はかなりつらく、「生きている意味はあるのか」とまで考えていたことを覚えています。

 

ではどのように子どもに接すると前に進んでいけるのでしょうか。

 

僕は、家族や周りの人が、不登校である事実を受け入れることが第一歩だと思います。これは人によって感じる難易度が違うのではないでしょうか。ですが、この課題はおそらく時間が経てば解決されると思います。

 

受け入れられたら、これからどうするかです。実は学校に行けていなくても、様々な道が目の前にはあります。これを、子どもと一緒に見つけて行くのがいいと思います。

ここで注意ですが、決して「こうしなさい」「こうしたほうがいい」など、押し付けるようなことはしないようにしましょう。子どもが「こうしたい」というのを待ち、答えが出たら、それを尊重しましょう。

ですが、子どもの気持ちが変わることもありますので、期待はほどほどに。もし子どもの意欲がなくなったとしても、「やっぱり…」などという言葉は厳禁です。

 

まとめ

不登校の子ども、特にHSP(前の記事を参考にしてください)の子は、1日頑張ったら次の日はダウンということはよくあります。ここでも子どもを責めないようにしましょう。

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不登校であることを受け入れるという課題を乗り越えると、心が少しは楽になると思います。

完璧主義と認知の歪み

いきなりですが、僕は完璧主義的なところがあります。記事を書くにも、完璧を求めてしまい、実は公開するのがとても怖いんです。

 

そんな完璧主義について色々調べてみたことをまとめます。

 

特徴

1、自意識過剰

他人からの評価に敏感で、こだわりがある。

2、優先順位がつけられない

全てをこなすつもりで、順番を気にかけられない。

3、融通がきかない

真面目すぎて、白か黒でしか考えられない。

4、100点を目指す

非常に理想が高く、完璧でないとダメだと考えてしまう。

5、失敗することが異常に怖い

完璧を求めるあまりに、失敗を恐れすぎてしまう。

6、責任感が強い

「頼まれた」などという意識が強く、必死になる。

7、劣等感が強い

自信がなく、自分を過小評価してしまう。

8、熱しやすく冷めやすい

集中力が高く、すぐに興味がなくなる。

 

もちろん、全てに当てはまる人も、そうでない人もいると思います。

 

起こる事態

・失敗するかもしれないことは避ける

・他人にも完璧を求めてしまう

・人に助けを求められない

・自分のダメなところしか目に入らない

・自分の意見を曲げられない

うつ病などの精神障害になる可能性も

など

 

原因

☆先生や親に褒めてもらえるのは完璧なときだけだった。

☆失敗するたびに怒られていた。

☆感受性が強く、真面目だった。

など

認知の歪み

完璧主義な人は、ほぼ必ずと言っていいほど認知の歪みが存在します。

1、二分法思考

白か黒、0か100かでしか考えられない。

2、一般化のしすぎ

一度や二度の失敗が常に起こることだと思い込む。

3、選択的抽出化

悪いことばかりが頭に浮かび、良いことを意識できなくなる。

4、マイナス化思考

なんでも悪いことに置き換えて考えてしまう。

5、結論への飛躍

「心の読みすぎ」→相手の考えていることを勝手に決めつける。

「先読みの誤り」→将来を決めつける。

6、拡大解釈と過小評価

失敗を大きく、成功を小さく捉えてしまう。しかし、他人にはその逆の態度で接する。

7、感情的決めつけ

物事を決めつける根拠に感情を利用。

8、すべき思考

「〜すべき」「〜しないといけない」と思い込む。

9、レッテル貼り

自分や他人に勝手なイメージを固定してしまう。

10、個人化

全ての責任は自分にあると考える。

 

完璧主義に特に多いのは「二分法思考」「すべき思考」です。他にもたくさん当てはまったという方も、全然当てはまらないという方もいるのではないでしょうか。

僕は、認知の歪みに気づくだけでも改善の第一歩になると思います。

 

完璧主義の長所

個人的にはかなり邪魔な存在である完璧主義ですが、やはりメリットも存在します。それを抜粋して4つ紹介します。

 

責任感が強い

短所でもあり、長所でもある。

集中力が高い

完璧を目指して超集中。

パフォーマンスの質が高い

完璧、もしくはそれに近い完成度。

よく頼られる 

 なんでもできる人だと思われがち。

 

※個人差があります。

 

完璧主義の改善方法

◎「これがダメだった(減点)」ではなく、「これができた(加点)」という風に考える。

◎自分の基準が高いことに気づき、その基準を下げる。

◎完璧でないことを肯定して受け入れる。

◎「〜すべき」でなく「できるだけ〜」に変える。

◎認知の歪みに気づく習慣をつける。

 

まとめ

完璧主義は何かが原因で認知が歪んでできたものであると言えると思います。

僕自身も、完璧主義や認知の歪みを知ったとき、「これは僕の説明書か?」と思うほどでした。

完璧主義や認知の歪みは改善することができます。意識して徐々に変えていけば、必ず今より生きやすくなると思います。

HSPから見たHSP

自己紹介の記事で「僕はHSPだ(精密な検査をしたわけではない)」と書きました。では、HSPとはどういうものなのでしょうか。

 

HSPとは

正式名称はHighly Sensitive Personで、N・アーロン博士が考案した、感覚処理感受性が高い人のことをさします。つまり、色んな刺激に敏感で生きづらさを抱えやすい人です。これは生まれ持ったものです。

 

誤解されやすいですが、HSPは病気ではありません。正常な特性です。HSPからすれば、これは安心できる事実だと思います。

また、全人口の15〜20%の人、つまり約5人に1人がHSPであることがわかっています。さらに、人間だけでなく、100種類以上の生物にも存在する特徴です。人間以外の生物も生きづらさを感じているのでしょうか。

 

HSPの特徴

1,Depth of processing  処理の深さ

相手の感情や、話の結末にすぐに気づいてしまう。さらに、深く物事を捉え、本質まで見極める。「気にしすぎ」などと言われることも。

2,Overstimulated  刺激を受けやすい

すぐに驚いたり動揺してしまう。相手の言葉で深く傷ついたり、人混みが苦手という特徴もある。容易に物事に圧倒される。

3,Emotional reactivity and high Empathy  感情的反応性と高い共感性

相手との境界線がもろいために、相手の感情にすぐに巻き込まれたり、深く共感したりする。

4,Sensitivity to Subtle stimuli  些細な刺激に対する敏感さ

五感が鋭く、敏感に反応する。音や感触だけでなく、その場の空気感などにも繊細に反応する。微妙なことにもよく気づく。

 

これらの特徴はそれぞれの頭文字を取って、DOESと呼ばれることもあります。

 

HSPの約70%ほどが内向型であることがわかっています。さらに、感度が非HSPより高いといっても、人それぞれその感度の高さには違いがあります。以前より少し敏感さがマシになったという人もいるかもしれません。

また、HSPの人は何かしらの根拠を求めて行動したり考える傾向があるようです。

 

HSPの感覚

HSPの人は、とても自意識過剰で神経質だと周りの人から言われることがあります。弱々しく見えて「もっと胸張れ!」と言いたくなる周りの方も多いんじゃないでしょうか。しかし、これらの言葉によって「自分は通常じゃないんだ」「自分はダメなんだ」と逆にマイナス方向に進む人も少なからずいます。

 

僕が特に疲れるのは、友達や知人など、他人と話すときです。相手がどう考えているのか、嫌な思いをしているんじゃないかと考えてしまいます。相手の雰囲気が曇ったときには、泣きそうになるほどです。このようなとき、体が硬直して思うように動けなくなります。

さらに、怪我をしている人をみるとその光景が頭から離れなくなり、とても心配になることもあります。

 

常に人の顔色をうかがい、言いたいこともためらってしまうHSPですが、これではさすがに疲れてしまいます。なので、1人の時間は非常に重要です。

 

まとめ

HSPの人は、社会に合わせようとするのではなく、自分に合う環境を選択して生きて行くことを僕はおすすめします。

この社会にHSPは必要不可欠な存在です。自分に合う環境下では、敏感さはかけがえのない才能に変わります。自分のHSPという才能をぜひ活かして生きていきましょう。

 

 

 

高認試験の雰囲気や実際に受けた感触

今回は、高認試験(高等学校卒業程度認定試験について、実際の雰囲気も含めて紹介したいと思います。

受験される方の中には、思い出すたびに緊張するという方もいるのではないでしょうか。

 

実は僕も、令和元年第1回(前回)の高認試験に挑戦し、見事合格しました!幸いなことに、僕は1回で8教科全てに合格できましたが、何度も受けているという方もかなりいるそうです。f:id:bird_life_lgm:20190905112728j:plain

 

高認試験とは

高卒認定というのは、高校を卒業した証ではありません。高校中退、もしくは中卒の人がこの資格を持っているだけでは、最終学歴は「中卒」のままです。しかし、就職時には企業によって対応が異なるそうです。

 

また、高認試験に合格すると国家資格の一部を受けられるようになり、大学や専門学校を受験し進学することができます。つまり、高校に行けなかった人でも胸を張って社会に出られるようになるということです。

 

さらに、高校に行っているという方でも受けられる試験ですが、高認試験に合格したから高校を卒業!とはいかないみたいです。

 

合格ラインは40点前後と低めですが、個人的な感想として、問題自体は簡単ではありません。簡単な問題もありますが、過去問をといて問題形式や範囲を把握しておくことがとても重要です。

 

試験会場では

試験会場は各都道府県にあり、他県に足を運ぶ必要はありません。僕は、試験会場に車で1時間以内で行ける会場だったので、母に送迎してもらいました。

 

僕が受けた受験会場はとても広いところで、受験者みんなで一斉に受ける感じでした。他の都道府県の会場も同じような感じなのかな?

 

筆記用具(H、F、HBのいずれかの黒鉛数本・消しゴム)・受験票は必ず持っていきましょう。他にもお昼をはさむ人はお昼ご飯、電車の人はICカードなど。あと、問題用紙は持ち帰り可能なので、小さくないリュックサックなどで行くと良いと思います。僕はA4紙が十分入るくらいの黒色のリュックサックで行きました。

 

試験が始まる10分前からは、試験の説明が始まりますので、それまでに試験会場に入るようにしましょう。「こんな問題が出るかな」など考えていたら、10分なんて一瞬で過ぎ去ります。

 

試験が始まると、マークシートにマークした選択肢と同じものを、問題用紙にもマークします。帰ると、その日中に解答速報が出るので自己採点をします。2日目に備えて勉強する!という方は2日目に一気に自己採点してしまっても良いと思います。僕は気になって当日にやっちゃいました。ただし、解答速報では答えの番号だけで、解説などは出ません。

 

初めの教科の試験が終わって、次の教科に移るときは、前の教科の手応えで落ち込まないようにしましょう。次の教科に影響が出ては大変です。反省は、全教科終えてからにしましょう。実際に僕も「国語が落ちたかもしれない…」と思っていましたが、受かっていました。そういうことも容易に起こるんです。

 

友達と来ている人もいましたが、ほとんどの人は1人のように見えました。なので、1人の方も安心して行ってください。

若い人たちがほとんどかなと思っていましたが、意外と大人の方もいたように感じます。

 

試験中は静かで、誰の話し声も聞こえませんでした。試験終了の数分前には試験監督さんがお知らせをしてくれます。早くに問題を解き終えた人は、机に突っ伏したり、寝たりしていました。

様々な人がいるので、比較的自由だなと感じました。

 

結果通知

結果の通知は、試験から約1ヶ月後に届きます。ポストではなく印鑑が必要ですので注意してください。

僕は8月の試験を受けたため、ついこの間結果が届きました。

 

まとめ

高卒認定は人生の選択肢が多いに広がる資格です。中卒の方や高校中退の方は、力試し

程度にチャレンジしてみてはいかがですか。

受けられる方、筆記用具と受験票は必須の持ち物です。それと問題用紙にマークするのをお忘れなく。

とても緊張しますが、会場に入ってみれば大量の仲間がいます。

自己紹介(初投稿)

 僕は現在16歳(今年で17歳)です。

中学校1年生の途中から学校に行きづらくなって、朝起きられなくなりました。中学校はお昼から行ったり休んだりという感じに。


なんとか高校に進学しましたが、動悸や吐き気などの身体症状が出てしまい、1年生で退学。
 

現在は将来を模索中。でも、きっと良い未来が待ってると信じています。


僕は幼い頃から敏感で、保育園でお昼寝も滅多にできる事はありませんでした。人と話していても、相手の感情や会話の空気感を察知してしまい、すぐに疲れてしまいます。


中学校に午後から行っている間は人と話す機会も少なかったのですが、高校になると無理して朝から登校するようになり、人と話す機会が急に増え、毎日クタクタに疲れてしまいました。


そんな僕に、医者である父がHSPの概念を教えてくれました。簡単なテストにより、自分はHSPであると発覚しました(精密な検査を受けたわけではありません)。HSPについては後々記事にしようと思います。
bird-life-lgm.hatenablog.com

 

それから僕は、動悸や吐き気などの身体症状を治すべく、病院に通い続けています。今は、社会に出られる事を目指しています。